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■ 「名無しの権兵衛」って名無しじゃないじゃん!

確かにいわれてみれば変である。「名無しの権兵衛」にはちゃんと「権兵衛」という名前があるじゃないか、 とかねがね不思議に思っていた。

気になって調べてみると、この矛盾した言葉の語源にはどうやら複数の説があることが分かった。 代表的なものは「深川説」と「日枝神社説」です。

深川説
江戸時代、深川の門前仲町は幕府非公認の歓楽街だった。そのため遊女を公に雇うことが出来ず、 幕府の監視の目を欺くため、遊女に男性風の名前をつけた。その男性風の名前を権兵衛名と呼んだのだが、 雇い入れられたばかりの遊女にはまだ権兵衛名がついていないことも多かったので、 その女を名無しの権兵衛と呼んだことが由来であるとする説。

日枝神社説
東京・赤坂にある日枝神社にまつわる手まり歌の中に、「・・名主の権兵衛さんが・・」と歌う箇所があり、 それが伝わるうちに名無しの権兵衛になったという説。手まり歌は子どもたちの歌で、そのため正確に 伝承されなかったのが原因だというわけです。

他にも『江戸時代「権兵衛」は良くある一般的な名前で、名前がついていないものにとりあえず「権兵衛」 とでも名付けておこう、としたのが由来』とする説や、『昔からありふれた名前だった「権兵衛」をやや 侮蔑的な意味を含めて使っていたのが転じたもの』だとする説などがあり、諸説紛々のようです。


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