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■ 鎖国時、外国人とは何語で話したか

江戸時代、幕府は中国、韓国、オランダ以外の国との貿易を禁止した。いわゆる鎖国政策である。

そこで問題になるのは言葉だが、長崎に中国語通訳の唐通詞、オランダ語通訳の蘭通詞を 置いていた。全て世襲の職業なので、その家の子供は生まれたときから英才教育を施され、徹底して 外国語を教え込まれていた。

しかし彼らは江戸時代初期に来日していたオランダ商人の言葉を真似ていたため、 商業と航海の話を訛りの強い言葉で少々出来る程度だった。 そして遂に鎖国が終わるときが来た・・ペリー提督の黒船がやってきたのだ。

しかし英語の通訳が日本にはいなかったので、日本側は話した事をオランダ語に訳し、 アメリカ側はそれを英語に翻訳、そして英語で反応したのをオランダ語に翻訳して それを日本側で日本語に訳して・・・という非常にややこしい事をした。

そのさまはまるで翻訳大会のようで、3ヶ国語が飛び交った。おまけに通詞の語学力はたかが知れている。 そのせいか条文を誤訳し、日本側に不利な条件を通してしまう結果になった。通詞の語学力が、 幕府崩壊を促進させてしまったともいえるだろう。


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