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■ アメリカに元ホームレスの皇帝がいた!

アメリカは若い国だけに、欧州諸国のように君主が存在していた事はない・・・わけでも ないらしい。何とアメリカにも君主が君臨していたようである。

1859年9月17日のサンフランシスコの新聞には「合衆国市民の希望により、私ジョシュア ・エイブラハム・ノートンは自ら皇帝を名乗り、その即位を宣言する」とある。

この「ジョシュア・A・ノートン」は1859年〜1880年まで合衆国皇帝の座についていた。 以下にそうなった経緯を紹介する

ノートンは英国系ユダヤ人として、1815年ロンドンに生まれる。そして渡米しゴールドラッシュ で大儲けしたが、破産。ホームレスになる。その頃から彼は「自分はカリフォルニア皇帝の ノートン1世だ!」と主張し始め、やがて彼はアメリカを併合し、合衆国皇帝になった。 やがて勝手に皇帝を名乗るこの男は町の有名人となった。彼は合衆国憲法を停止させ、共和党 と民主党を解散させて、独自に紙幣まで発行した。日課は町のパトロール。

改めていっておくが、これらは全て彼が勝手にやった事で彼に政治的な権力は全くなかった。 「憲法を停止させた」というのも彼が勝手にそういっていただけ。それでも彼は邪魔者扱い されることもなく、温かく見守られていた。

そして1880年、彼が亡くなると、大勢の人が葬儀に参列。当時の新聞も「国王崩御」の 見出しで彼の死を報道したという。


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